20代でこれまで3回の転職を経験した筆者ですが、転職の際に転職エージェントって利用した方がいいの?デメリットはない?20代の転職に役立つの?となんども思いました。
転職人口の増加とともに増え続けている膨大な量の転職サイトの中から、優良サイトや自分に合ったサイトを選ぶ方法、そして転職サイトと転職エージェントとの比較についても解説します。
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目次
- 1 20代向け転職サイトの選び方|チェックすべき4つのポイント
- 2 20代向けの転職エージェントの選び方と4つの特徴
- 3 20代の転職は転職サイトと転職エージェントどちらが良い?
- 4 20代が転職サイトを使うメリットとデメリット
- 5 20代が転職エージェントを利用するメリット・デメリット
- 6 20代全般におすすめの転職エージェント3選
- 7 20代女性におすすめの転職エージェント3選
- 8 20代既卒・フリーターにおすすめの転職エージェント3選
- 9 20代のエンジニアにおすすめの転職エージェント3選
- 10 転職サイト・エージェントを上手に活用するためのコツ
- 11 20代は転職のチャンス!どんどんチャレンジするべき
- 12 まとめ
20代向け転職サイトの選び方|チェックすべき4つのポイント
転職サイトは数多く存在しますが、その中から20代向けであり、なおかつ優良サイトであり、さらには自分の転職にあったサイトを選ばなければなりません。
転職サイトの数が多すぎて、最初はどのサイトを利用していいのか分からなくなってしまいますが、チェックすべきポイントさえ押さえてしまえば簡単に判断できます。
保有する求人の数
まず注目すべきところは、保有する求人の数です。
求人の数が多いという事は、それだけ自分にあった条件の求人に出会える可能性が高いということ。
業界最大級だと、ビズリーチやdodaといった大手転職サイトで求人数は10万件以上。
それに続くのがリクナビNEXTといった1万件以上の求人数を有するサイトです。1万件以上の求人があれば、求人数が多い部類の転職サイトだと言えるでしょう。
逆に、求人数が1万件に満たない転職サイトになると、「大手にはない細やかなサービス」など、求人数以外の部分を強みとして打ち出している場合が多くなります。
ただし、求人数が多ければ上手くいくのかというと、そうとも限りません。求人数が少なくても、それは特定の業界や業種に特化しているから、ということも考えられます。
業種を特定せず、幅広く求人を探したい場合には、求人数が多いサイトを利用することをお勧めします。
20代・第二新卒専門であること
幅広い業種、そして幅広い層の転職者を対象としているサイトもあれば “特定の分野に特化しているサイト”も存在します。
そしてもちろん、“20代の転職”、“第二新卒の転職”に特化したサイトもあります。
20代・第二新卒専門の転職サイトを利用することで、より効率よく自分の条件に合った求人を探す事ができるはずです。
また、そういったサイトを利用することで、サイトに掲載されている20代・第二新卒向けの転職コンテンツを閲覧することができるのも魅力の一つ。
実際に20代で転職した人のインタビューや、第二新卒についてのコラムが掲載されているサイトも多く見られます。
20代の転職に関するコンテンツを見て転職への知識を深めながら、求人を探すこともできるのが、20代・第二新卒専門サイトの大きな魅力でしょう。
20代向けでも営業が強いなどサイトによって得意分野が違う
その転職サイトの得意分野が何なのかをチェックすることも大切です。
例えば、“20代向け”という点では同じ転職サイトでも、どちらかは営業職に強く、どちらかはIT関係の転職に強い、ということがあります。
それを理解し、自分の希望する職種に強いサイトを利用していないと、自分が興味のない求人ばかりを紹介され、時間の無駄になってしまいます。
女性なら女性特化の転職サイトも良い
20代・第二新卒向け、営業職向け、といった得意分野がそれぞれのサイトにある中、“女性向け”の転職サイトも数多く存在しています。
働く女性が増え、その働き方も多様化し、またそれを受け入れる企業とそうでない企業とが分かれている今、自分に合った企業を上手に選ぶことは女性転職者にとって非常に重要です。
特に今後、結婚や出産といったライフイベントを予定している人は、その先のことも考えて転職活動をする必要がありますから、女性の転職に特化した転職サイトの利用をおすすめします。
20代向けの転職エージェントの選び方と4つの特徴
転職者人口が増えている今、それに比例して転職エージェントの数も増えてきています。
転職エージェントが数多く存在している今だからこそ、年代や業界など、自分に合ったエージェントサービスを提供しているものを利用する必要があります。
当然といえば当然ですが、転職する人の割合が最も多いのは20代。
ということは、20代の転職者向けのエージェントもその分多く存在しています。
20代向けの転職エージェントは、転職経験がない(もしくは少ない)20代の転職者のために、その経験不足を補ってくれるようなサービスが充実していることが特徴です。
ではまず、そのサービス内容を見ていきましょう。
求人紹介から内定までを一気通貫でサポート
求人を紹介した後も、履歴書などの書き方から始まり、面接練習、面接日の調節、年収の交渉、入社日の調整まで、一人では面倒なこれらの工程をサポートしてくれることがエージェント最大の特徴です。
転職に不慣れな20代の転職者だからこそ、このサポートは非常にメリットのあるものだと言えます。
履歴書や職務経歴書の書き方を教えてくれる
どのように履歴書などの書類を作成したら企業に好印象を与えられるのか、転職経験の乏しい20代の転職者にはそれが分かりません。
だからこそ書類作成は転職者にとってかなりのストレスになります。
そのストレスを即座に解消してくれるのがこのサポートです。
履歴書や職務履歴書をどのように作成したら良い印象を与えることができるのか、それは業界や業種によって、さらには企業によっても微妙に異なります。
転職エージェントを利用することで、細かいノウハウを教わりながら、また添削もしてもらいながらストレスなく書類を作成することができます。
面接の練習サポート
書類の作成と並んで転職活動の鬼門となるのが面接です。
面接で落ち着いて自分の伝えたいことを全て伝えるためには、ある程度の面接経験が必要になり、そのために本命以外の企業に応募する転職者も少なくありません。
もちろん実践に勝る経験はないのですが、面接のノウハウを知らない状態で実践を積むのと、そうでないのでは成長のスピードが大きく異なります。
エージェントに面接の練習サポートをしてもらうことによって、より早く面接慣れできるのです。
また、エージェントから面接のサポートを受けることで、自分が希望している業界・業種・企業に合ったノウハウを学ぶ事ができるのも大きなメリットです。
自分一人で培ってきた面接ノウハウだけでは通用しない企業や業界は必ず存在します。
少しでも成功の可能性を高めるためにも、エージェントから面接のサポートを受けることが重要です。
年収アップの交渉してくれる
特に転職経験の乏しい20代にとって、年収アップの交渉なんてとてもじゃないけどハードルが高くてできませんよね。
でも、転職エージェントに仲介してもらうことによって、間接的に企業に交渉を働きかけてもらえます。
もちろん、20代の転職では年収アップが見込めないケースも少なくありませんが、今後のことも見越して少しでも良い条件にしてもらえるよう、エージェントが交渉をしてくれます。
また人間の心理として、「私は優秀です」と本人に言われるよりも「○○さんは優秀ですよ」と第三者に言われた方が、説得力が増します。
そういう意味でも、仲介役のエージェントに交渉してもらった方が成功する確率はあがります。
20代の転職は転職サイトと転職エージェントどちらが良い?
結論から言ってしまえば、「どちらが良い」とは言い切れません。何故なら、それぞれにメリットとデメリットがあるからです。
どちらか良い方を利用するというよりも、両方を組み合わせてデメリットを補い合うことが一番良い方法だと言えます。
20代が転職サイトを使うメリットとデメリット
メリット
掲載されている求人数が多い
最大のメリットは膨大な量の求人情報の中から自分に合ったものを探せるということ。
ビズリーチやdodaなど、業界大手の転職サイトともなると求人数が10万件を超えるものもあります。
ほとんどのサイトに備えられている絞り込み検索の機能を使う事で自分に合った求人だけを閲覧することも簡単にできます。
手軽に利用できる
アドバイザーとの面談や電話連絡という作業がないため、空いた時間に利用するだけで求人検索や応募ができる、という手軽さもメリットの一つ。
アドバイザーへの相談などが煩わしいと感じる人にとっては大きな魅力だと言えます。
デメリット
転職活動に伴う作業を全て自分でこなさなければならない
応募書類の作成や、面接日の調整、内定後の条件交渉や入社日の調整まで全てを自分一人で行わなければならないため、特に転職初心者にとっては大きなデメリットと言えます。
掲載されている情報のみを頼りに転職先を探さなければならない
アドバイザーへの相談などがないため、転職サイトから得られる情報は掲載されているもののみに限られます。
特に慎重に転職先を探している人にとってこれは大きなデメリット。
企業の内情や、求めている人材など、生きた情報を得たい場合、転職サイトのみの利用では不可能だと言えます。
20代が転職エージェントを利用するメリット・デメリット
メリット
職歴の薄さをカバーできる
ここまでにお話ししたようなサービスを受けることで転職経験の無さをカバーしてもらえるということが最大のメリットです。
また、社会人経験がまだ短いからこそ気づけない自分のポータブルスキルや長所を、カウンセリングを通して見つけてもらえることも。
アドバイザーに転職相談ができる
転職エージェント利用の最大のメリットは、何と言ってもアドバイザーに直接転職相談ができるということ。
転職に関する疑問や不安全てを転職サイトだけで解消することは難しいですが、アドバイザーに直接相談することでそれが可能になります。
また、キャリア診断や適性診断を受けることもでき、それによって自分に最適の転職先や今自分が身に着けるべきスキルや経験を教えてもらうこともできます。
応募書類の添削や面接対策をしてもらえる
特に転職初心者にとって悩みの種となるのは、応募書類の作成や面接対策ではないでしょうか。
転職エージェントを利用することで、どのように応募書類を書けば印象が良いのか、面接で自分をアピールするためにはどうしたら良いのか、そういったことをアドバイザーから直接教わることができます。
日程調整や条件交渉を代わりにしてくれる
面接の日程調整といった面倒な作業や、内定後の条件交渉といった転職初心者にはハードルが高い作業も、転職エージェントを利用することで代行してもらえます。
企業についての生きた情報が得られる
“生きた情報とは、転職エージェントが企業とのパイプを基に、実際にその企業に勤めている人たちから得た情報のことです。”
- 「あなたのような人材を探していて、あなたの条件にも合った企業があります」
- 「この企業は“今”○○といった人材を求めているようです」
というように、生きた情報があるからこそ、非常に具体的な提案をしてもらえるようになります。
デメリット
担当のアドバイザー次第で結果が左右される
転職エージェントで働くアドバイザーは転職のプロ、と言ってもやはり所詮は人間です。
自分のノルマを達成するために、希望と全く違う求人を勧めてくる人や、業界への理解が浅い人、そもそも態度が悪い人だっています。
優秀でないエージェントに担当されてしまう可能性はゼロではありません。
そして、転職エージェントを使った経験がほとんどない20代前半の人は、エージェントが優秀でないことに気づかずにエージェントを信頼し続けてしまう可能性があります。
エージェントはボランティアではなく、そのほとんどが成果報酬型で、どれだけ企業と転職者をマッチングさせたかで給料がきまります。
だからエージェントの中には自分に都合のよい求人ばかりを転職者に紹介する人もいます。
エージェントの都合に振り回されないよう、最低限は自分でも転職についての知識を身に着けておく必要があります。
なので、どれだけ評判の良い転職エージェントでも、アドバイザーの力量次第で結果が変わってしまうということを知っておきましょう。
自分の経歴以上の求人を紹介してもらえない
転職エージェントのアドバイザーは、基本的に成果報酬型の給与形態です。
つまり、転職者と企業とをマッチングさせ、内定まで支援できなければ収入が得られません。
ということは、アドバイザーのほとんどは望みの薄い求人を転職者に紹介しないということです。
転職者の希望は聞きつつも、無難に内定がもらえそうなラインの求人を紹介する、というアドバイザーは多いと言えるでしょう。
自分の中で目標が明確に定まっている人、これからチャレンジしたいと思っている人はこれが大きなデメリットになってしまいます。
無謀な転職と判断されるとエージェントに止められる
また、転職者の経歴や実績によっては希望する求人の紹介さえしてもらえなくなります。
これはある意味メリットにもなりますが、自分の目指すキャリアがはっきりとしていて、「絶対に将来こうなりたい!」という気持ちを持っている人にとっては大きなデメリットになります。
エージェントに止められたことで自信を失い、自分のキャリアプランを変えてしまうのは必ずしも良い選択だとは言えません。
女性の場合
メリット
女性向けの転職エージェントを利用することによって、女性特有のライフイベントやライフプランに伴う悩みを解消してもらえることが最大のメリットと言えるでしょう。
20代の女性転職者にとって、“女性の転職事情”を知り尽くしているアドバイザーに相談することで、多くの悩みが解決するはずです。
デメリット
転職エージェントを利用する上で、女性特有のデメリットというものは特にありません。
もちろん、20代前半・後半の項目でお話ししたデメリットについては女性にも当てはまるので、そちらを参考にしてみてください。
20代全般におすすめの転職エージェント3選
まずは20代全般におすすめできる転職エージェントを3つご紹介します。
選考基準は、転職経験が乏しいという20代の弱みをサポートしてくれるかどうか、そもそも求人数が多いかどうか、という点を重視したものとなっています。
どのエージェントを利用するか迷ったら、まずはこれら3つのエージェントに登録することをおすすめします。
マイナビジョブ20`s
転職エージェント大手のマイナビが提供する、20代転職者のサポートに特化したサービスがマイナビジョブ20`sです。
マイナビジョブ20`s最大の特徴は、適性診断を基にキャリアプランを提案してもらえるということ。
- 「自分に合った仕事が分からない」
- 「自分が活躍できる業界・業種へ転職したい」
といった悩みも、適性診断を基にしたカウンセリングによって解消できる可能性が非常に高いと言えます。
また、全ての求人(1,500件以上)が20代対象ということと、その中でも未経験可の求人が50%以上含まれているということも大きな特徴です。
転職初心者向け・フリーターの方向けのセミナーも開催されているので、「転職の事が全然分からない」、「フリーターの自分でも大丈夫?」と感じている人はまずマイナビジョブ20`sを利用してみましょう。
転職活動に慣れていない20代の方に対しての手厚いサポートが特徴
未経験転職で新しいキャリアについて考えている方から、経験を活かして若いうちからキャリアアップに積極的な方まで、多くの20代から支持されています。 若いうちに色んな環境でチャレンジしたい方におすすめ!
マイナビエージェント
こちらもマイナビが提供しているエージェントサービスですが、利用者のほとんどが20代であるマイナビジョブ20`sに比べ、20代がメインターゲットではあるもののマイナビエージェントの利用者には30代から50代の転職者も含まれています。
転職初心者向けのセミナーが開催されているマイナビジョブ20`sとは違い、マイナビエージェントではキャリアアップを考えている人向けのセミナーが多く開催されています。
そして、フリーターやニートの人向けの求人があまり多くないという点から、マイナビエージェントは“転職初心者”、“フリーター・ニート”の人には向かないと言えるかもしれません。
逆に、マイナビエージェントが特化しているのは、キャリアアップを考えている人のサポートです。
キャリアチェンジではなく、今の業種・業界のままこの先のキャリアアップを考えている20人には、マイナビジョブ20`sではなくマイナビエージェントの方がおすすめです。
マイナビエージェントの公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
ハタラクティブ
『20代のフリーター・既卒・未経験から正社員へ』というキャッチコピーに現れているとおり、ハタラクティブ最大の強みは、経歴に自信が無い人の正社員採用をサポートしているということです。
また、選べる業種・職種が多い、未経験求人が多いというのもハタラクティブの特徴です。
つまり、フリーターや既卒の人、自分の経歴に自信のない人、未経験の業種・業界へチャレンジしたいと考えている人にとっておすすめのエージェントだと言えます。
「大手のエージェントに相談してもどうせ経歴で断られてしまうだろう」
と諦めてしまっている人は是非ハタラクティブを利用してみてはいかがでしょうか。
20代がメインの若年層向けの転職エージェント
書類選考の通過率が9割を越えるため、今までの経歴に自信のない方でも結果に期待が持てるのが嬉しいところ。関東圏にお住まいの方で、 早いうちに自分のキャリアをリスタートしたい方にぴったり!
20代女性におすすめの転職エージェント3選
次に20代女性におすすめの転職エージェントです。
選考基準は、女性特有の悩みに対応してくれるかどうか、そして女性のキャリアに詳しいアドバイザーが多数在籍しているかどうかです。
それでは見ていきましょう。
doda
転職エージェント大手でもあるdoda、テレビCMや電車の中吊り広告などで見かけない日はないのではないでしょうか。
dodaをまず初めにおすすめする理由は、dodaが提供している女性専用のWoman Careerというサイトが非常に充実しているからです。
このサイトでは、時短勤務やフレックス勤務、産休育休に関する制度の充実度を基に簡単に、しかも大量の求人を見ることができます。
また、女性の転職にまつわる悩みや不安を解消するためのコラムや、統計データなどのコンテンツも充実しています。
Woman Careerで女性に優しい企業の求人を探し、それを元にdodaのエージェントサービスを利用する、という流れがおすすめです。
20代~40代まで、幅広い転職検討層にアプローチできる
転職実績で業界最大手に君臨するdoda転職エージェント。 公開求人・非公開求人ともに多く案件を抱えているのが特徴・未経験歓迎の求人から、経験者優遇の職種まで、さまざまな転職者へのサポートを実現。
type女性の転職エージェント
type女性の転職エージェントは、そもそもが女性の転職者支援のために作られた転職エージェントです。
その強みは何と言っても女性の転職事情に詳しい専任のアドバイザーが充実しているということ。
「実際のカウンセリングを通して転職の悩みを相談したい」
と感じている女性は、type女性の転職エージェントに登録し、是非カウンセリングを受けてみましょう。
typeの公式サイト:https://type.woman-agent.jp/
マイナビエージェント
先ほど紹介したマイナビエージェントは、女性専用のサイトが設けられている事、女性の転職に詳しいアドバイザーが充実しているという点で女性にもおすすめの転職エージェントです。
マイナビエージェントを女性が利用する場合、カウンセリングは女性が行ってくれるので、女性目線で転職者の相談に乗ってもらえます。
ただし、先ほどお話しした通り、マイナビエージェントは今の業界・業種でキャリアアップをしたい人向けのサポートが強みですので、フリーターや派遣社員として働いている人が相談にいっても希望の求人を紹介してもらえる可能性は少ないと言えます。
マイナビエージェントの公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
20代既卒・フリーターにおすすめの転職エージェント3選
既卒・フリーターの人がエージェントを利用する時には、キャリアアップを目的とした転職をサポートするエージェントではなく、既卒・フリーターのサポートに特化したエージェントを選ばなければなりません。
既卒・フリーターのサポートに特化した転職エージェントを見ていきましょう。
ジェイック
ジェイックの最大の特徴は入社後定着率が91.3%と非常に高い、つまり入社後に不満を感じてすぐに離職する人が少ないということです。
これは、紹介する企業の中からブラック企業を徹底的に排除するジェイックの方針によって実現されたことなので、「経歴が弱いとブラック企業ばかり紹介されるんでしょ…」と感じている人にも利用しやすいエージェントだと言えます。
また、社会人経験の浅い人を対象にビジネスマナー講座なども開催しているという点を見ると、既卒・フリーターの転職支援に力を入れていることが分かります。
社会人経験がない、もしくはあったとしても短期間であったという人は是非ジェイックを利用してみてはいかがでしょうか。
社会人としてのスキルや考え方も身につく就職支援の最大手
既卒・第二新卒・中退・フリーターなど経歴に自信のない方でも正社員への就職成功率80.3%という数字を実現。古くからフリーターや既卒・ニートを対象にした就職支援を行うリーディングカンパニー。
ハタラクティブ
先ほどご紹介したとおり、ハタラクティブは既卒・フリーターへの支援にも力を入れています。
「経歴に自信がないから大手転職エージェントに相談するのが怖い」
という方は是非ハタラクティブを利用してみましょう。
20代がメインの若年層向けの転職エージェント
書類選考の通過率が9割を越えるため、今までの経歴に自信のない方でも結果に期待が持てるのが嬉しいところ。関東圏にお住まいの方で、 早いうちに自分のキャリアをリスタートしたい方にぴったり!
ウズキャリ
ベンチャー企業であるUZUZが提供するエージェントサービスの最大の特徴は、大手転職エージェントには無い独自のサービスやサポートが充実しているという点。
- “平均20時間に及ぶ個別就活サポート”
- “研修型就活サポート”
など、大手エージェントではできないような、個人個人への手厚いサポートを受けることができます。
また、「ウズカレch」といYouTubeチャンネルを始めとする、既卒・第二新卒向けの就活メディアも非常に充実しています。
個別の手厚い対応を受けながらじっくりと、確実にスキルを身に着けて就職・転職に繋げたいという人におすすめです。
ブラック企業を徹底排除した求人への紹介にこだわり
就職内定率86%、入社後定着率95%を誇るオーダーメイドの面接対策に通常の10倍の時間を費やすなど、 本気で内定を勝ち取りたい20代のための転職サービス。企業の労働環境や教育体制などを細かくチェックしている。
20代のエンジニアにおすすめの転職エージェント3選
エンジニアとしての転職をするのならば、専門知識を有するアドバイザーがいるなど、エンジニアの転職サポートに特化したエージェントを選びましょう。
エンジニアの転職に特化したエージェントは数多く存在していますが、その中でもおすすめのものを紹介します。
レバテックキャリア
レバテックキャリアの強みは、 テクニカルカウンセリングと呼ばれる面談を通して専門知識を有するアドバイザーに、今後挑戦したい技術や分野といったかなり深い話まで相談できるということ。
これはエンジニアの転職専門のレバテックキャリアだからできることです。
また、エンジニア特有の履歴書の書き方や職務履歴書の書き方などについてのアドバイスももちろん受けることができます。
レバテックキャリアの公式サイト:https://career.levtech.jp/
マイナビエージェントIT
マイナビエージェントITの強みは何と言っても母体が最大手のマイナビだということ。
マイナビそのものが持っている豊富な人脈や情報がマイナビエージェントITにも活かされています。
具体的に言えば、普段は総合職の求人をマイナビに掲載している企業がエンジニアの募集をしようとした場合、その情報や求人はマイナビエージェントITに流れてくる可能性が非常に高いということです。
もちろん大手ならではの手厚いサポートも魅力の一つですから、特化型のエージェントと総合型エージェント両方のメリットを得られると言えるでしょう。
マイナビエージェントITの公式サイト:https://mynavi-agent.jp/it/
Geekly
GeeklyはIT・Web・ゲーム業界“専門”の転職エージェント。
その強みは、非公開求人だけでも約9,000件(2019年12月時点)という非常に多い求人量です。
また、IT・Web・ゲーム業界専門のエージェントとしてこれまで蓄積されてきたノウハウによって実現される、登録から内定まで約1ヶ月というスピード感とマッチング率も大きな魅力です。
非公開求人を多く見たい、とにかく素早く転職したい、と考えている人におすすめのエージェントです。
Geeklyの公式サイト:https://www.geekly.co.jp/
転職サイト・エージェントを上手に活用するためのコツ
最後に、転職サイトや転職エージェントを上手に活用するためのコツをご紹介します。
転職エージェントの特徴や利用のメリット・デメリットを知るだけでは転職エージェントを最大限活用することはできません。
是非これらのコツも参考にしてみましょう。
複数登録する
転職活動をする際に、転職サイトや転職エージェントに複数登録することはもはや鉄則と言っても良いでしょう。
まず、複数登録することによって、それぞれ異なった非公開求人についての情報を得ることができ、より多くの選択肢から自分に合った転職先を探すことができます。
そして転職エージェントを利用した際に、複数のエージェントの中から実際に利用してみて自分に一番合っていると思うエージェントを選ぶことができます。
特に転職エージェントはアドバイザーとの相性よくなかったり、そのエージェントの雰囲気そのものが自分と合わなかったりする場合には満足のいく結果は得られにくくなります。
ただし、手当たり次第に登録してしまうと、その中から自分に合うエージェントを選ぶこと自体が大変になってしまうので注意しましょう。
アドバイザーとの相性が悪ければ変更してもらう
転職エージェントを利用した際、アドバイザーが自分の話を理解してくれなかったり、態度が悪かったりして、「自分には合わないな」と思ったのなら、すぐにアドバイザーを変更してもらいましょう。
アドバイザーに気を使ってしまい、変更を言い出せないような状況だと本末転倒です。
口コミや評判をサイトで確認しておくのもアリ
今転職エージェントや転職サイトは数えきれないほど存在しています。
なので、手当たり次第に登録していると本当に自分に合ったエージェントに出会うまでにかなりの時間がかかってしまいます。
複数のエージェントに登録することはもちろん大切ですが、登録先を精査するためにも事前に口コミや評判をサイトで確認してみましょう。
20代は転職のチャンス!どんどんチャレンジするべき
20代の転職者は、“いかに人物的素養や熱意があるか”で採用・不採用を判断されます。
しかし、30代以降になってくると“どれだけスキルや実績があるか”で判断されるようになります。
選択肢がたくさんある今だからこそ、転職についてよく考えてみてくださいね。
まとめ
業界・職種を限定せずに転職先を探すのであれば求人数の多い大手転職サイトを、志望する業種が定まっているのであればその業種に強い転職サイトを利用することが重要です。
また、転職サイトだけでなく転職エージェントも平行して利用することで、より効率よく転職活動を進めることができます。
ただし、転職エージェント利用にはアドバイザーの質によって結果が左右されるというデメリットもあるので、利用する際には自分自信が将来のビジョンをしっかりと持つことが大切です。