再就職支援サービス6選!人材紹介サービスとの違いは?利用のメリットを合わせて紹介

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
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再就職支援サービスとは、事業縮小やリストラなどさまざまな要因で離職を余儀なくされた方に対して、他の企業で活躍できるよう再就職支援をおこなうサービスのことを差します。

今回の記事では、そんな再就職支援サービスの概要、具体的なメリットやデメリットなど、どのように活用していけばいいのかについて解説します。    

目次

再就職支援サービスとは    

再就職支援サービスとは、近年のコロナ禍や事業縮小、リストラなどさまざまな要因で離職を余儀なくされた方に対して、他の企業で活躍できるよう再就職支援をおこなうサービスのことです。

人材紹介会社が提供しているサービスとなっており、普段から人材紹介のサポートを行っている、転職エージェントなどが窓口となっているケースが多く見られます。この項目では、再就職支援サービスのビジネスモデル、人材紹介サービスや転職サイトとの違いについてご紹介します。

再就職支援サービスのビジネスモデル    

再就職支援サービスのビジネスモデルとしては、「転職者」「所属元企業」「人材紹介会社」の3社間で成り立っており、事業縮小などの理由で早期退職を余儀なくされた会社員の再就職先が見つかるよう、所属元企業は人材紹介会社へ委託費用を支払ってサポートの代行を依頼します。

転職者はサービスに会員登録後にサービス運営元のキャリアアドバイザーより紹介される求人を元に再就職先を選択して応募する流れになります。

そして、転職者が応募先として求人を確認できるよう、人材紹介会社は求人情報を公開して、転職者の希望に沿って求人の掲載元企業へ紹介手数料0円で人材紹介をしてもらえます。    

人材紹介サービスや転職サイトとの違い

転職をする上で、上記で解説した再就職支援サービスの他に、人材紹介サービスと誤認されるケースが頻繁にありますが、全くの別物です。

ビジネスモデルとしての成り立ちも大きく異なっていて、人材紹介サービスも転職支援をするサービスであることに変わりありませんが、人材紹介会社が求人掲載元企業に対して、転職者の中から希望条件にマッチングした人材を企業に紹介するサービスになります。

こちらのサービスは、人手不足が深刻化している企業に対して転職者を紹介するので、転職者が意図的に企業を選べる再就職支援サービスとは異なります。

再就職支援サービスを提供している人材会社6選    

この項目では、再就職支援サービスを提供している企業を6つご紹介します。

マンパワーグループ株式会社

マンパワーグループ株式会社

マンパワーグループは、再就職支援サービスはもちろん、フリーランスや未経験での転職など幅広い人材への再就職や転職に向けたサポートを行っている人材紹介会社です。

再就職後でも問題なく活躍できるよう、人材育成や組織開発の一環として年代別のeラーニングを活用したキャリアデザイン、管理職や中堅社員へ向けた評価面談の研修やローパフォーマーへの対策研修など、職場でのマネジメントに関わることを学べます。

また、再就職後に離職をせずに勤続されている方の割合が97%と極めて高い実績を誇る確かなキャリアアドバイザーが専任でサポートしてもらえるので、徹底的な手厚いサポートを受けたい方には非常におすすめです。    

【参考記事】再就職支援|マンパワーグループ株式会社

運営会社 マンパワーグループ株式会社
本社所在地 東京都港区芝浦三丁目1番1号
田町ステーションタワーN30階
公式サイト https://www.manpowergroup.jp/    

パーソルキャリアコンサルティング株式会社

パーソルキャリアコンサルティング株式会社

パーソルキャリアコンサルティングは、dodaなどでお馴染みの大手人材紹介会社であるパーソルキャリアが運営しています。

パーソルキャリアが誇る圧倒的な求人数から最適な再就職先を選べる他、無料セミナーや学習プログラムを積極的に受けることで内定獲得がしやすいよう自分磨きを続けることもできます。

また、日本全国に拠点があるので、自宅近くや再就職をきっかけにUターンで地元や好きな場所へ転居することもできます。

専任のキャリアアドバイザーも大手ならではのハイクラスに特化した取引実績があるので、安心してサポートしてもらえます。

運営会社 パーソルキャリアコンサルティング株式会社
本社所在地 東京都港区芝5丁目33番1号
森永プラザビル本館20階
公式サイト https://www.persol-cc.co.jp/

株式会社リクルートキャリアコンサルティング

株式会社リクルートキャリアコンサルティング

リクルートキャリアコンサルティングは人材紹介会社大手のリクルートが運営している再就職支援サービスで、パーソルキャリアコンサルティングと同様に圧倒的な求人数を誇るので、自身に合いそうな企業の求人情報を比較することができます。

他にも大きな特徴としては、多くの取引先企業と数多くの転職者の橋渡しをしてきたキャリアアドバイザーが親身になってサポートしてもらえること、R-CAPというキャリア診断や面接対策などを学習して自己分析をする方法を学べることが挙げられます。

そして、SETTWEBという独自の活動サポートシステムを活用して、自社内に関わらずハローワークやindeedなど外部サービスにて公開されている求人も含めて検索できる機能や、提携先の転職エージェント約400社からのスカウトメール機能など、好待遇の求人を比較するための環境が完備されていることが非常におすすめできるポイントです。

運営会社 株式会社リクルートキャリアコンサルティング
本社所在地 東京都千代田区霞が関1-4-2
大同生命霞が関ビル9F
公式サイト https://www.recruit-cc.co.jp/

株式会社パソナ

株式会社パソナ

パソナは淡路島への本社移転のニュースが非常に有名な大手の人材紹介会社で、オフィスワークや営業職エンジニア職医療など一般的な職種や専門的な業界や職種に関する求人を取り扱っています。

日本全国に営業拠点があり、さまざまな場所での再就職ができるので、今の居住エリアから仕事を探せる他、海外にも拠点も構えており、中国、香港、アメリカ、インドネシア、ベトナム、タイ、シンガポール、カナダなど、海外移住先として日本人から人気のある国と地域でも活躍が見込めます。

運営会社 株式会社パソナ
本社所在地 東京都港区南青山3丁目1番30号
PASONA SQUARE
公式サイト https://www.pasona.co.jp/

タリスマン株式会社

タリスマン株式会社

タリスマンはハイクラス転職などミドル世代、シニア世代の再就職に強みのあるサービスです。

強みのある分野としては、コンサルティング、医療、フィンテック、金融、ITといった専門分野となる業界や職種に関する求人の紹介になります。

今まで経験したことある職歴として上記が含まれている場合は、再就職が非常に有利になりやすいでしょう。

取引先企業も国内企業だけでなく海外の大手企業も多数存在するので、海外でも活躍してみたいと望んでいる方でも、ミドル世代やシニア世代へのサポートが経験豊富なキャリアアドバイザーと二人三脚でチャレンジも可能です。

運営会社 株式会社リクルート
本社所在地 ・公開求人:371,281件
・非公開求人:266,739件
公式サイト https://talisman-corporation.com/ja/

東京しごとセンター 公益財団法人東京しごと財団

東京しごとセンター 公益財団法人東京しごと財団

東京しごとセンターは東京都指定管理事業として運営されており、東京都内の企業に関する求人を中心に再就職支援のサービスを受けることができます。

他社のサービスと大きく異なる点として、ミドル世代、シニア世代の再就職支援に徹底した制度が多数あることが挙げられます。

キャドアアドバイザーによる面談や履歴書、職務経歴書の添削はもちろん、

  • 同じ再就職支援を受ける方とグループワークを通じて「職業興味」「価値観」「強み」を探ったり面接対策などの就活力アップを図る就職支援プログラムの就活エクスプレス
  • 2ヶ月間でビジネススキルを磨く東京しごと塾、セミナーの参加やキャリアアドバイザーへの相談を最大20日まで受けながら再就職を目指すJobトライ
  • 就職氷河期世代を中心とした私生活での転職活動に向けたアドバイスも受けられる東京ミドルワークチャレンジ

などかなり多くのフォローアップ制度が充実しています。

お子様がいる方でも託児サービスもあるので、忙しい合間でも効率的に転職活動を進められます。

運営会社 東京しごとセンター
本社所在地 東京都千代田区飯田橋3丁目10番3号
公式サイト https://www.tokyoshigoto.jp/

再就職支援サービスのメリット    

再就職支援サービスを活用するメリットとして、転職者のスキルアップや転職活動に関する相談がすぐできることなどが挙げられますが、具体的な内容を解説します。

転職活動を進めるうえでの不安が解消されやすくなる

転職者の多くは早期退職で転職活動を行うミドル・シニア世代が中心で、中には初めて転職活動をするという方もいます。年齢的な兼ね合いで再就職先がなかなか決まらないケースもあり、1人で転職活動をすると焦ってしまうケースや、計り知れない不安感に苛まれるケースがあります。

そういった時に再就職支援サービスを活用している方は、キャリアアドバイザーなどすぐに相談できる相手がいるので、面接対策や書類添削などの選考対策はもちろん、自己分析など転職先に求める希望条件の洗い出しなども含めて全てサポートしてもらえて、結果的に転職先では前職よりもスキルアップした状態で活躍できるなどのメリットがあります。

再就職支援サービスのデメリット

再就職支援サービスには、さまざまなメリットがある一方で、デメリットとして懸念した方が良い面もあります。

ここではデメリットについて解説します。

企業が「再就職支援」を導入していない場合サービスを利用できない    

民間の再就職支援サービスでは、早期退職者を募っている企業が人材紹介会社と契約して、再就職支援サービスを受けることから始まりますが、万が一、企業が契約をしていなかった場合は、早期退職者はサービスを受けることができません。

そのため、所属している企業が退職後のフォローアップも行ってくれるかを事前に確認する必要があります。    

再就職に向けた求人検索は転職エージェントの利用もおすすめ

前途のデメリットも踏まえて、もしも企業が再就職支援サービスの契約をしていなかった場合に、すぐにでも再就職先が見つけられるよう、自分で転職エージェントを登録しておくことも非常におすすめの方法です。この項目では、再就職におすすめのエージェントを以下のジャンルに分けて、8選紹介します。自分に合ったサービスを探す際の参考にしてください。

総合的に求人を取り扱うエージェント4選

ここでは、20代から30代の方が再就職の際におすすめの転職エージェントをご紹介します。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントはTVCMなどでも多く放映されている大手転職エージェントで、他社と比較しても公開求人・非公開求人の件数が多いことが最大の特徴です。

初めての転職で戸惑う方でも安心できるよう、数多くの企業と取引実績のあるキャリアアドバイザーが直々に選考に関するフォローアップをしてもらえるので、気軽にメールや電話で相談ができます。

扱われている求人は営業職やエンジニア職、医療や物流などの専門的な職種から、金融業界、コンサルティング業界、旅行業界、商社と幅広い業界・職種が対象となっているため、今まで経験してきた職種や業界を元により働きやすい再就職先を選ぶためにも、まずは会員登録をしておくと参考にしやすいでしょう。

運営会社 株式会社リクルート
求人数 ・公開求人:371,281件
・非公開求人:266,739件
*2023年4月時点
公式サイト https://www.r-agent.com/

マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェントはマイナビバイトやウェディング情報など幅広い情報誌を扱っているマイナビ運営の転職エージェントです。

サービスの特徴としては、初めて転職をする方、2回目以降の転職となる方など、あらゆるシチュエーションに合わせて最適な転職ノウハウを教えてくれるところになります。

再就職先の企業の選び方や事前準備の方法はもちろん、応募後の企業との面接のやり方までキャリアアドバイザーとの面談や特集コラムを活用して進められるので、不安に感じている方でも安心できるでしょう。

また、IT・Webエンジニア、営業職、ものづくり・メーカー、金融業界、販売サービス、デザインうやゲーム系などのクリエイティブ職といったように各種特化した分野もあるので、今までの職歴に当てはまるようでしたら、専門知識を備えたキャリアアドバイザーとマンツーマンで転職活動を行うことも可能です。

運営会社 株式会社マイナビ
求人数 ・公開求人:63,725件
・非公開求人:18,115件
*2023年4月時点
公式サイト https://mynavi-agent.jp/

doda

doda

dodaは専任のキャリアアドバイザーによる求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策などをしてもらえるエージェントサービスの他にも、自分で求人を検索して、直接企業へ応募してやり取りもできる転職サイトとしての機能を兼ね備えたサービスになります。

キャリアアドバイザーへ自分の希望条件にマッチングした求人を見つけて共有しながら転職活動を進めることで、双方の理解を深めながら効率的に選考を進めることができます。

また、転職するにあたっての希望条件の捉え方、履歴書・職務経歴書の書き方、面接の進め方、内定獲得後の手順など転職に関する一連の流れを学習できるコラムや、企業採用担当者が登壇するセミナー、自己分析のやり方を教えてくれるイベント、動画で細かいポイントを学べる教材など、さまざまなコンテンツを主催運営しているため、積極的に転職に関する情報収集を行えることも大きな特徴です。

運営会社 パーソルキャリア株式会社
求人数 ・公開求人:190,591件
・非公開求人:非公開
*2023年4月時点
公式サイト https://doda.jp/

type転職エージェント

type転職エージェント

type転職エージェントは東京・埼玉・千葉・神奈川など関東首都圏の求人を多く取り扱っている転職エージェントで、地方かた上京する方には特におすすめです。

他社との大きな違いとしては、転職に関する相談会を多く開催している点で、「女性の転職相談会」「転職活動前の人の相談会」「自分のキャリアの棚卸しを中心とした相談会」「プロジェクトマネージャー向けの相談会」など、特定の目的や経歴を持った方向けにさまざまな情報交換を行って、希望条件に合った求人をより効率的に見つけやすくするために活用することができます。

また、転職市場に関するコラムも随時更新されているので、相談会の他にも自分の好きなタイミングで情報を行うこともできます。

運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
求人数 ・公開求人:10,455件
・非公開求人:18,647件
*2023年4月時点
公式サイト https://type.career-agent.jp/

40代以上向けのハイクラスエージェント4選

40代以上はある程度の経験・スキルがないと、再就職活動はかなり厳しい戦いとなるでしょう。空白期間がある場合はなおさらです。

なかには、ハローワークやジョブカフェなどの公的機関が運営する就職支援サービスを利用しての再就職活動も視野にいれている方もいらっしゃるかもしれませんが、ハイクラスな求人を取り扱う転職エージェントもあるため、一度登録してみることをおすすめします。

type転職エージェントハイクラス

type転職エージェントハイクラス

type転職エージェントハイクラスは、ミドル世代やシニア世代などある程度のキャリアや実績を身に付けた人材向けの転職をサポートする、ハイクラス求人中心の転職エージェントです。

取り扱っている求人は課長やマネージャー、部長や役員など役職付きのポジションはもちろん、外資系などグローバル企業、IT営業やビジネスコンサルなど企業の中でも重役や年収相場が極めて高いなど、好待遇の内容がたくさん紹介されています。

在籍しているキャリアアドバイザーも、ハイクラスやミドル領域の転職に特化した経験や知識が豊富なため、さまざまな相談にも乗れる対応力も持ち合わせています。

運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
求人数 ・公開求人:28,830件
・非公開求人:18,353件
*2023年4月時点
公式サイト https://type.career-agent.jp/service/middle/

パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは大手人材紹介会社であるパソナが運営しているハイクラス転職エージェントです。

転職エージェントとしてキャリアアドバイザーによる求人紹介の他にも、社内の企業担当が転職者の職歴と企業が求める人物像がマッチングしていると判断された場合に、個別にスカウトをするプラチナオファーという機能があります。

紹介されている求人の多くは年収800万円以上と非常にハイクラスな好待遇となってる他、内定獲得までの履歴書や職務経歴書の添削、面接対策などのフォローアップも徹底的にキャリアカウンセリングしてもらえて、内定獲得後の待遇面の交渉も全て代行してもらえるなど、手厚いサポートを受けることができます。

また、時間がある時に自分の好きなタイミングで転職に関する情報収集をするためのコラムや、実際の取引企業とのインタビュー記事もあるので、随時学べる環境も完備されています。

運営会社 株式会社パソナ
求人数 ・公開求人:14,737件
・非公開求人:非公開
*2023年4月時点
公式サイト https://www.pasonacareer.jp/

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、人材紹介会社大手のリクルートが運営しているエグゼクティブ向け転職エージェントです。

年収800万〜2000万円の好待遇となる求人を多数取り扱っている他にも、ヘッドハンターが希望条件にマッチングしそうな最適な求人を紹介してもらえる、取引企業の中でも厳選された企業から直接スカウトをされてそのまま取引ができるなど、転職活動をする上でのスピーディーな対応もできる非常におすすめなサービスです。

リクルートが運営していることもあって、取り扱っている求人数は桁違いに多いので、より幅広い求人を比較しながら慎重に選びたい、どんな仕事があるのかをもっと知りたいという方は登録しておいて損はないでしょう。

運営会社 パーソルキャリア株式会社
求人数 ・公開求人:172,364件
・非公開求人:非公開
*2023年4月時点
公式サイト https://directscout.recruit.co.jp/

doda X

dodaX

doda Xはパーソルキャリアが運営しているハイクラス転職サービスで、自分で求人を検索して応募することも出来る他、ヘッドハンターから個別に見込みのある人材にスカウトされるサービスもあります。

ヘッドハンティングされる際は、年収800万円以上や求人検索をしても表示されない非公開求人を多く取り扱っていて、急募して即戦力になってもらいたい人材前職よりも悠々自適に働ける環境を用意してもらえるなど、条件によってはかなり好待遇な非公開求人もあります。

運営会社 パーソルキャリア株式会社
求人数 ・公開求人:26,154件
・非公開求人:非公開
*2023年4月時点
公式サイト https://doda-x.jp/

再就職で転職エージェントを活用するメリット

再就職先を探す際に、転職エージェントの活用をおすすめする理由には、次のようなメリットがあります。

  • 転職のプロが支援してくれる
  • 業界の人材情報を確認できる
  • 非公開の求人を紹介してもらえる可能性がある

上記のようなメリットは、転職活動を有利に進めるために、大いに役立つでしょう。

以下でそれぞれ詳しく解説します。

転職のプロが支援してくれる

転職エージェントに登録すると、担当となるキャリアアドバイザーが就き、まずは転職活動に向けた面談を行います。面談では、これまでの仕事の経験や保有する資格、これから就きたい職種などの相談が可能です。

転職エージェントは、面談でヒアリングした内容に合わせた転職先を探し、適切な就職先が見つかり次第、求職者とのマッチングを行います。

転職エージェントは求職者の希望を聞いて適切な企業を探しますが、極端に希望が高すぎたり、キャリアやスキルと合わない条件を提示すると、マッチングできる企業の候補が少なくなります。

そこでキャリアアドバイザーと相談しながら、最新の人材市場の相場に合う希望を出すことで、転職活動を成功させることができるでしょう。

非公開の求人を紹介してもらえる可能性がある

転職エージェントでは、Webサイトなどの求人情報に公開していない、非公開の求人情報があります。このような求人は、比較的規模の大きな企業や、外部に漏らしたくない重要なポストを探しているケースも少なくありません。

もちろん、このような求人案件は、誰にでも紹介できる案件ではないケースがほとんどです。しかし、仕事の経験が豊かな転職希望者の場合は、やりがいのある好条件な仕事をマッチングしてもらえる可能性が高いと言えるでしょう。

業界の人材情報を確認できる

転職エージェントは、常に国内の人材市場を研究し、企業がどのような人材を求めているかを知り尽くしています。そのため、求職者が知らない人材情報を多数入手しており、求職者のキャリアやスキル、資格を最大限に活かせる職場を紹介してくれるでしょう。

転職する際は、どうしても前職や経験したことのある業界や職種ばかりを探してしまいがちです。しかし、転職エージェントを活用することで、思いもしなかった好条件の仕事に就ける可能性が高まるでしょう。

再就職に向けて転職エージェントが支援するサービス内容

転職エージェントが求職者に提供するサービスの内容は、それぞれの転職エージェントによって異なりますが、主なサービスとして以下のようなサービスがあげられます。

  • 求職者と面談を行い、ヒアリングする
  • 求職者の希望に合う求人情報を収集し、マッチングする
  • 履歴書・職務経歴書の添削や面接対策の指導を行う
  • 求人応募や企業との面談日程を調整する
  • 企業と就業条件の交渉を行う
  • 入社後のアフターフォローを実施する

それぞれ解説します。

求職者と面談を行い、ヒアリングする

転職エージェントは、自社サイトに登録してくれた求職者との面談を行い、これまでの職歴やスキル、経験、希望する職種や就業条件などをヒアリングします。そしてそのデータを基に求人企業とのマッチングを行うため、仕事のミスマッチが起こりにくく、求職者も安心して転職活動を行うことができます。

求職者の希望に合う求人情報を収集し、マッチングする

求職者との面談で希望を聞き、ヒアリングしたデータに基づいた求人情報を収集し、マッチングします。そのため求職者は嘘偽りなく経験やスキル、自分が希望する職種や給与などの待遇を伝えましょう。

もし経験やスキルなどに嘘があれば、人材のプロであるエージェントのキャリアアドバイザーにバレてしまい、良い求人案件を紹介してもらえない可能性が高まります。せっかくのキャリアを活かすためにも、正直に保有するスキルなどを伝えることが重要です。

履歴書・職務経歴書の添削や面接対策の指導を行う

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、ただ面接を行うだけではありません。求職者が応募企業に提出する履歴書や職務経歴書の正しい書き方や、少しでも採用に有利となるアピールの仕方など、さまざまなアドバイスや指導も行います。

初めて応募する企業との面談でも、緊張することなくクリアできるでしょう。

求人応募や企業との面談日程を調整する

転職エージェントは、求職者の募集とともに、面談の日程調整も行います。そして求職者の希望に沿った求人案件を紹介し、面談の日程調整なども行うのが仕事です。

企業と就業条件の交渉を行う

求職者と求人企業のマッチングを行った後、転職エージェントは、できるだけ求職者の希望に沿えるように企業と就業条件に関する交渉を行います。企業が人材を採用する際は、報酬の相場に沿うことが一般的です。しかし、求職者が希望する就業時間や休日などの条件が通るように、交渉を行います。

入社後のアフターフォローを実施する

転職エージェントにおいては、求職者が就職した後のフォローも実施します。これは紹介した企業とのマッチングが成功したかどうかを確認するためにも重要なプロセスであるため、入社後の求職者をフォローし、しっかりと職場に定着できるよう相談に乗ってもらえます。

就職する際の転職エージェントの選び方

ここでは、再就職する際にどのようなエージェントを選べば良いかについて、詳しく解説します。

転職エージェントを選ぶポイントは次の4つです。

  • エージェントの種類を確認する
  • 求人案件数を確認する
  • キャリアアドバイザーとの相性を確認する
  • プライバシーマークの取得を確認する

それぞれ解説します。

エージェントの種類を確認する

転職エージェントには、さまざまな業種や職種の求人案件に対応する「総合型エージェント」と、特定の分野に特化した「専門特化型エージェント」があります。

業界にこだわりなく自分に合った転職先を探したい場合は総合型を選び、IT関連など特定分野の転職先を探したいときは専門特化型がおすすめです。

求人案件数を確認する

転職エージェントを選ぶ際は、できるだけ求人案件数の多いエージェントを選びます。ただし、それぞれのエージェントには、得意な職種とそうではない職種があります。そこで、求職者自身が就職しようと考えている業界や職種の求人が多いかどうかを確認しましょう。

転職エージェントに登録する前に転職サイトをじっくりと見ることで、サービス業に強いサイトやIT関連に強いサイトなど、それぞれの特徴が分かるはずです。

キャリアアドバイザーとの相性を確認する

転職エージェントを選ぶ際は、キャリアアドバイザーとの相性も重要なポイントとなります。理想のアドバイザーは求職者によって異なりますが、良いアドバイザーは求職者の希望を良く聞いた上で、求職者と企業それぞれにメリットのあるマッチングをしてくれます。

  • しっかりと希望を聞いてくれる
  • 話を聞くだけではなく、適切なアドバイスをしてくれる
  • 人材市場の最新相場や情報を教えてくれる

このようなポイントに注意すると良いでしょう。

もし自分に合わないと感じたときは、アドバイザーの変更をお願いすることも可能です。

プライバシーマークの取得を確認する

プライバシーマークとは、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が認定する資格の一種で、個人情報を適切に取り扱っていることを認証するものです。

転職エージェントは、登録者の個人情報を取り扱うため、プライバシーマークの認定業者を選ぶようにしましょう。

再就職でエージェントを利用する際に知っておくべきこと

再就職におすすめのエージェントを紹介する前に、利用時に知っておきたい注意点を確認しておきましょう。

エージェントには総合型と特化型の2種類がある

転職エージェントには幅広い業界の求人を扱う総合型特定の分野の求人だけを扱う特化型の2種類があります。

総合型エージェントはさまざまな業界・業種の求人を幅広く扱っているため、多くの選択肢の中から比較検討して、自分に合った企業を探せます。

反面、担当者の業界知識が乏しい傾向があるので、エンジニアや看護師、薬剤師など、専門職の転職には向いていません。

特化型は分野が絞られている分、求人数はさほど多くありませんが、担当者の業界知識が豊富です。専門用語で話したら伝わらなかったといった、煩わしい思いをしなくて済みます。

総合型エージェントの特徴特化型エージェントの特徴
幅広く求人を扱っている
多くの求人比較しながら選べる
担当者の業界知識に不安がある
求人数はそれほど多くない
キャリアアドバイザーの業界知識が豊富
専門的な内容も話しやすい

エージェントは複数登録しておいたほうがよい

エージェントを複数登録しておくと、自身の市場価値を的確に把握できますし、質の悪いキャリアアドバイザーが担当となった場合のリスクヘッジにもなるのでおすすめです。

大手のエージェント会社だからといって、キャリアアドバイザー全員が優秀とは限りません。利用者の市場価値が見極められない、不安をあおって都合のよい求人に応募させるような人が担当となる場合もあります。

1社だけしか利用していないと比較ができないため、担当者の良し悪しがわからないのです。

質の悪い担当者が言うがまま、転職活動を進めていったとしても、納得いく結果を得られる可能性は少ないでしょう。

エージェント利用時によくあるFAQ

初めて転職エージェントを利用する場合、わからないことも多くて、不安になりますよね。

この項目では、利用時によくある質問を紹介します。

本当に利用は無料なの?

基本的にほとんどのエージェントも無料で利用できます

転職エージェントは、求職者を紹介した際に支払われる企業からの報酬で運営しているからです。

面談を受けずに求人紹介を受けられない?

初回面談時のカウンセリングを元に求人を紹介するため、基本的にどこのエージェントでも必須です。

直接出向いての面談が難しい場合には、電話対応も行っています。

非公開求人って何?

非公開求人とは、企業HPや転職サイトで一般公開されていない求人のことです。

なぜ企業が求人を非公開にしているかというと、

  • 採用に関する情報を外部にもらしたくない
  • 応募が多数届くのを避けたい

などの理由が挙げられます。

非公開求人は比較的に条件が良い場合が多いので、転職エージェント利用時には、できるだけ紹介してもらいましょう。

担当者からの連絡が遅いがどうしたらいい?

連絡の期日が過ぎている場合には、こちらから返事を催促してみましょう。

あまりにも、たびたび連絡が送れる・来ないのであれば、他のエージェントを利用することをおすすめします。

他のエージェントを利用していることは黙っていたほうがよい?

話してしまって構いません。エージェント側も複数登録している前提で考えています。

他のエージェントと重複している求人もあるので、二重応募を避けるためにも伝えておきましょう。

紹介された求人は応募しなきやダメ?

希望に沿わない求人であれば断りましょう。興味のない求人に応募しても、時間の無駄になってしまいます。

内定をもらったけど辞退していい?

内定を辞退したい旨を担当のアドバイザーに伝えてください。

担当者によっては、辞退しないよう猛烈にプッシュすることもありますが、気にせず断りましょう。

ただし、一度承諾した後の辞退は、担当者と応募企業の双方に多大な迷惑がかかるので、避けたほうが無難です。

どうしても辞退したい場合は、担当アドバイザーに速やかに伝えましょう。

まとめ

再就職を目指すうえで不安は多いかと思いますが、きちんと準備して活動すれば、不可能なわけではありません。

少しでも再就職の可能性を上げるためにも、転職エージェントを上手く活用しましょう。エージェントは利用目的や自分の年齢、性別などを考慮した上で選ぶことをおすすめします。

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